★★★当サイトの管理人が栽培したことがある食虫植物に関する解説です。★★★
モウセンゴケ (Drosera)
とりもち式と呼ばれる方法で昆虫を捕らえ、その養分を消化・吸収する植物。
- サスマタモウセンゴケ・・・・・オーストラリア原産の大型モウセンゴケ。繁殖力旺盛で栽培は容易。根伏せで簡単に増殖可能。初夏に白い花を咲かせる。
- サスマタモウセンゴケ・ピンクフラワー・・・・・上記の品種とほぼ同じだが、ややピンク色がかった花を咲かせる。開花時期は上記の品種よりもやや遅い。
- ヤツマタモウセンゴケ・・・・・サスマタモウセンゴケの亜種。捕虫葉が八叉に分かれる。根伏せで増殖が容易。小型の白い花を咲かせる。
- イシモチソウ・・・・・・・・塊茎ドロセラの一種で世界に広く分布する。初夏に茎を伸ばす。捕虫葉は三日月型。
- イトバモウセンゴケ・・・・・・・捕虫葉が細長く縦に伸びる。葉挿しで容易に増殖可能。白い花が咲き、種子もよく採れる。
- リネアリス×イトバモウセンゴケ・・・・・・交配種で、イトバモウセンゴケより小型。
- ドロセラ・アデラエ・・・・・オーストラリア原産のモウセンゴケ。繁殖力旺盛で栽培は容易。葉挿しで容易に増殖可能。
- ドロセラ・アリキアエ・・・・・割と肉厚の捕虫葉は魅力的。増殖はそれほど簡単でもない。
- ドロセラ・インターメディア・・・・・別称ナガエモウセンゴケ。割と小型のモウセンゴケだが、大型の種類もある。
- ドロセラ・カペンシス・・・・・別称アフリカナガバモウセンゴケ。夏季によく売られているので入手は簡単。
- ドロセラ・クネイフォリア・・・・・ドロセラ・アリキアエに似ている。極太の根が発達している。
- ドロセラ・グラミニフォリア・・・・・イトバモウセンゴケに似ているが更に大型。栽培および増殖は比較的困難。
- ドロセラ・コリンシェー・・・・・ドロセラ・ブルケアナとドロセラ・マダガスカリエンシスの交配種。葉挿しで容易に増殖可能。
- ドロセラ・ハミルトニー・・・・・オーストラリア原産のモウセンゴケ。捕虫葉はいつも渇き気味。
- ドロセラ・ファルコネリ・・・・・オーストラリア原産のモウセンゴケ。捕虫葉の形状が独特で魅せられる。しかし栽培および増殖は困難。
- ドロセラ・ブルケアナ・・・・・栽培はそれほど難しくないが、ワーディアンケース内で栽培した方が無難。
- ドロセラ・プロリフェラ・・・・・オーストラリア原産のモウセンゴケ。ドロセラ・アデラエの近縁種。栽培はやや難しい。
- ドロセラ・ペティオラリス・・・・・増殖は難しい。うまく越冬させなければ簡単に枯死する。
- ドロセラ・マガリスバーグ・・・・・アフリカ原産のモウセンゴケ。栽培および増殖はやや難しい。
- ドロセラ・マダガスカリエンシス・・・・・茎が立ち上がる。葉挿しで増殖可能だが、それほど簡単でもない。
- ドロセラ・ロツンディフォリア・・・・・俗に言うモウセンゴケ。栽培および増殖はそれほど容易でもない。
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ムシトリスミレ (Pinguicula)
とりもち式と呼ばれる方法で昆虫を捕らえ、その養分を消化・吸収する植物。花が美しい。
- ピンギキュラ・プリムリフロラ・・・・・・丈夫で繁殖力旺盛だが、野外より室内のワーディアンケース内で栽培した方が無難。薄紫色の可憐な花を咲かせる。
- ピンギキュラ・セトス・・・・・・・・・割と丈夫だが、野外より室内のガラスケース内で栽培した方が無難。紅色の花を咲かせる。
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ウツボカズラ (Nepenthes)
落とし穴式と呼ばれる捕虫葉を持つ。大型植物ゆえ温室が無いと維持は難しい。
- ネペンテス・アラタ・・・・・・夏季によく園芸店で売られている。長期間維持するのは難しい。
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ハエトリグサ (Dionaea)
北米原産の有名な食虫植物。捕虫葉が素早く閉じて昆虫を捕らえる。
- ハエトリグサ・・・・・ハエジゴクとも言う。夏季によく園芸店で売られている。捕虫の仕方が独特で面白い。白い花が咲き、種子も採れる。
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サラセニア (Sarracenia)
落とし穴式と呼ばれる捕虫葉を持つ。花の形状が独特。
- サラセニア・ハイブリッド・・・・サラセニア・プルプレアと他の品種を交配させて作った雑種だろう。割と丈夫で毎年、花が咲く。
- サラセニア・プルプレア・・・・・サラセニアの普及種。ずんぐりとしていて何だがグロテスク。
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